2013年1月27日日曜日

ヨーロッパ名門貴族の歴史を体験できる「Crusader Kings II」のプレイレポートを掲載。まるでハプスブル

。そこで,最後にノルマンディ公ギヨーム2世によるノルマンコンクエストのリプレイを紹介したい。  史実ではイングランドを征服したウィリアム1世として知られるギヨーム2世。しかし彼は,Crusader Kings IIのゲームの最も早い日付である1066年9月15日の時点ではフランス王配下のノルマンディー公にすぎず,イングランド王位に近い存在というわけではなかった。  当時のブリテン島では,イングランド国王ハロルド2世とノルウェー王ハーラル3世が争っており,ギヨーム2世はいわば第三勢力に過ぎなかったのだ。果たして,Crusader Kings IIの世界で史実の再現は可能だろうか。さっそく検証してみよう。  ゲーム開始時点でギヨームはイングランド王国とすでに戦争状態にあるが,イングランド王国は同時にノルウェー軍とも交戦中であるため,ノルマンディー公国軍のブリテン島上陸を阻む勢力は皆無だ。ともあれ,イングランド遠征の準備にとりかかることにしよう。  ここで注意が必要なのは,リネージュ2 RMT,軍隊がそのまま海を渡れた前作と違い,本作では州拠点である都市が供給する軍船が必要になっていることだ。これは昨今のパラドゲーでは当たり前のシステムなのだが,前作をプレイした経験のある人は,若干混乱するかもしれない。 ノルマンディー公国軍の駐留するルーアンに向かって集結する公国海軍。後の世にはこの光景を描いたが作られることだろう  約7000人のノルマンディー公国軍は無事にドーバー海峡を渡り,イングランド南部に上陸。軍隊をいくつかに分散して近隣諸州の包囲を開始する。前作では単純な物量勝負だった攻城戦だが,今回はランダム要素が加わり,いつ敵の城が陥落するかは簡単に予測できないようになっている。  とはいえ,大軍で敵を囲めば敵の士気の減少も早いし,敵拠点の兵力か士気が尽きれば落城なので,基本的にはまとまった兵力を運用していけば問題ない。  さらに気をつけなければいけないのは,司教領や男爵領,都市といった州拠点もまた敵の領地だということだ。最初の包囲で陥落するのはあくまで「州を治める伯の城(いわば州都)」であり,その下に属する州拠点は改めて包囲しなければならない。これを忘れると,支配下に置いたはずの州からいきなり敵兵が湧き出てきて面食らうことになる,ダークブラッド RMT。  そうこうしている間に,ギヨームの軍隊はロンドン市を陥落させることに成功する。ここでようやく,ノルウェー軍を破って南下してきたイングランド軍を発見
関連トピック記事:

0 件のコメント:

コメントを投稿