2013年2月2日土曜日

暗殺ビギナーでも安心の週刊連載「アルタイルのアラビア半島一人旅」,第3回を掲載_2

?ヌクドは,全員を殺すように指示するのだった,DQ10 RMT。すげー。  アブル?ヌクドの暗殺は,背後からこっそり近づいてサクッとやるか,逃走するところを追いかけるか,「ヤツにどうやって近づいたか」によってちょっと違いが出る。まあなんにせよ,お命頂戴!  恒例,謎の遺言シリーズ。アブル?ヌクドは,これは復讐ではないと言い残す。自分が化け物扱いされるようなことを許す神のために金を出せないとも語るが,では,彼の金は何に使われていたのだろうか? さらに彼は,自分のしていることは,アルタイルの任務と同じであり,わずかな犠牲が大多数のためになり,大いなる善のためのささやかな悪なのだという……。はい,終わり。  今度はアッカの富裕地区が舞台だ。暗殺ターゲットであるモンフェラート侯ウィリアムは,カバル RMT,リチャード王の留守を預かる執政官だが,頑固で自分のことしか考えておらず,周りからはあまり良く思われていないらしい。いや,私の話じゃなくて。  どうやら市民達から食料を取り上げ,過酷な軍事教練を課しているらしいではないか。また,アッカ陥落時に捕らえたイスラム軍捕虜3千人の処刑を無断で強行したことで,リチャード王との確執を深くすることになったらしい。うむ,中近枻纹胶亭韦郡幔长い膜舷丹亭肖胜毪蓼ぁO丹胜い去博`ムが進まないし。  いつもどおりに得た情報によると,モンフェラート侯ウィリアムはリチャード王の砦の中にいるが,砦は厳重な警備が敷かれているうえ,どの入り口も完全に封鎖されており,入るには壁を越えるしかないらしい。まあ,アルタイルの身体能力を生かせば,そんなのちょちょいのちょいだが。最近もリチャード王と一悶着あったらしく,以来,自身の周りを軍勢で固めているのである。臆病なヤツだ。  モンフェラート侯ウィリアムへのもとへは屋根づたいに進んで迫る。部屋の上まで来たら様子をうかがい,スキを見て背後からサクリというのがベストだろう。もし,失敗しても冷静に剣で戦えばよいのだ。  モンフェラート侯ウィリアムは「すべて市民のことを考えた行動だったのだ」と言う。うそでー。  彼によると,食料を取り上げたのではなく,新世界の到来に備え,食料が乏しくなったときに公平に配給するための備蓄なんだとか。軍事教練も戦い方を教えるためのものではなく,秩序と規律を教えることが目的だったとか。「己(アルタイルのこと)の犯した間違いにいずれ気付くだろう。圧政から市民を解放したつもりだろうが,実は地獄に突き落としたのだ
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